名古屋生コンクリート協同組合

決意を新たに明日への歩み

工場紹介:(株)三河屋



(株)三河屋 紹介

社訓・経営方針
自社の仕事に誇りをもって地域社会の発展に貢献し、企業の繁栄と社員の福祉向上に努める。
  • 品質管理の徹底による安定した製品づくり
  • 安全第一とし、労働災害と交通事故防止に努める
  • 明るい職場でモラルの向上

住所 〒497-0048
愛知県海部郡蟹江町舟入二丁目43番地

TEL : 0567-95-2539
ミキサ 日工株式会社 1.0㎥強制ニ軸式 60㎥/h
車両台数 8t×1台、4t×7台
取り扱い 普通コンクリート( JIS認証 GB0406006 )
問い合わせメールアドレス info@mikawa8.co.jp
ホームページ https://www.mikawa8.co.jp/


(株)三河屋は、愛知県海部郡蟹江町にありながら、名古屋市中川区との境に位置し、国道1号線沿いにあるため交通アクセスに優れた立地です。そのため、生コンクリートの配送エリアは、西は木曽川、東は名古屋市緑区、南は名古屋港、北は稲沢市までと、非常に広範囲に及びます。また、名古屋高速や伊勢湾岸自動車道へのアクセスも良く、スムーズな配送が可能なため、来訪されるお客様にとっても分かりやすく利便性の高い場所です。
国道1号線を挟んだ北側や西側には住宅が多く立ち並び、都市部の利便性を備えた地域ですが、一方で南側や日光川沿いには田畑が広がり、比較的静かで自然が豊かな環境が残っています。さらに、蟹江町には国指定重要無形民俗文化財である「須成祭」があり、地域の伝統文化が息づくエリアでもあります。

 

 

 



今回インタビューを受けてくださったのは、平松社長と那須工場長。三河屋の社名は、創業者が三河地方の出身であったことに由来しています。
同社の最大の誇りは、高品質な生コンクリートの製造です。お客様からの信頼が厚く、工場指定での注文を受けることも少なくありません。特に、蟹江町や名古屋港周辺の河川工事に携わり、環境改善に貢献してきた実績を持ちます。地域のインフラ整備に寄与してきたことは、従業員にとっても大きな誇りとなっています。
また、品質管理にも徹底したこだわりを持ち、厳しい基準をクリアした生コンクリートのみを出荷。これにより、多くの建設現場で信頼を獲得し続けています。
過去苦労した点は、平成6年ごろに業界全体で生コンクリートの価格が落ち、その中で各工場は経営の安定を図るためにさまざまな対策を講じる必要に迫られました。市場環境が変化する中、品質を維持しながら効率的な生産体制を確立することが求められました。
当社でも、安定した供給を継続するために、徹底した情報収集を行い、業界の動向を注視しながら効率的な生産方法を模索し、さまざまな工夫を重ねました。その一環として、石灰砕石の活用や、骨材の最大寸法を20mmに統一するなどの施策を導入。これにより、コスト面での最適化を図るとともに、安定した品質を確保しながら生産体制の強化を進めることができました。
これらの取り組みは、当初業界内でさまざまな意見がありましたが、次第にお客様のご理解をいただくようになり、一定の成果につながりました。また、この経験を通じて、環境の変化に対応する柔軟性や、継続的な改善の重要性を改めて認識することができたそうです。


(株)三河屋 沿革
1971年 創立
2006年 新JIS認証取得


 

 

入社30年近くにもなる那須工場長は、もともとは別の生コン工場に勤めていました。その工場が廃業となり、仕事を失ったと時に手を差し伸べてくれたのが今の社長で、「もう一度生コン業界に戻ることができた」と振り返ります。現在は品質管理責任者としての職務に加え、工場運営の指揮を執っています。
「三河屋の魅力は、経営者が従業員の意見に耳を傾け、否定することなく向き合ってくれる姿勢にあります。そのため、従業員一人ひとりが“常に改善”を意識しながら働くことができるんです」と語ってくださいました。
また、最近では老朽化していたプラントの改修を行い、設備の刷新を完了。これにより、出荷の支障がなくなった今、さらなる販路拡大と会社の成長を目指していきます。と意気込みを語ってくださいました。

 

 

 

 

 



052-211-2031