中部太平洋生コン株式会社 名古屋工場 紹介
指針 | 経営理念「社会への貢献」 経営方針 「サービス、創造、和合・一致協同」 品質方針 「品質管理の徹底と技術開発の促進」 |
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住所 | 〒454-0933
名古屋市中川区法華2丁目1番地 TEL : 052-361-7361(出荷) 052-361-7369(試験) |
ミキサ | 3250L×1基、2750L×1基 |
車両台数 | 10t×50台 |
取り扱い | 普通・舗装・軽量コンクリート ( JIS認証 GB0407023 ) 高強度コンクリート |
問い合わせメールアドレス | ctn-corp@alto.ocn.ne.jp |
手前:坂東生産部品質担当部長。 奥:竹下取締役生産部長
案内してくださったのは、坂東品質担当部長。2階の窓から見える2つのプラントを含めた大きな工場にはひっきりになしに生コン車が出入りしていました。
中部太平洋生コン株式会社 名古屋工場 沿革
1954年 | 名古屋アサノコンクリート(株)操業開始 |
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1956年 | 小野田レミコン(株)八田工場が操業開始 |
1966年 | 小野田レミコン(株)を分割し、東海小野田レミコンを設立 |
1971年 | 名古屋秩父生コン(株)が操業開始 |
1996年 | 新東海レミコン(株)に集約(東海小野田レミコン(株)と名古屋秩父生コン(株)の合併による) |
2000年 | 中部太平洋生コン(株)名古屋工場に集約(新東海レミコン(株)と中部アサノコンクリート(株)名古屋工場の合併による) |
最近の大きな工事は、
- 名古屋第二環状線自動車道 飛島木場高架橋(下部工)工事
- 名古屋第二環状線自動車道 名古屋西ジャンクションCランプ橋他(鋼上部工)工事
- 名古屋第二環状線自動車道 服部高架橋他2強(鋼上部工)工事
- 名古屋第二環状線自動車道 春田野代に高架橋他7橋(鋼上部工)工事
- 名古屋第二環状線自動車道 名古屋西JCT~飛島JCT間 舗装工事
です。今後も、リニア(名古屋駅駅舎)や、名鉄名古屋駅再開発などの予定があります。
これまでに苦労した配合や工事などをお伺いしました。
- 高強度コンクリート(Fc100)の製造管理
高強度大臣認定取得のため、実機実験の実施(模擬構造体柱作成後コア抜によるS値の確認、性能評価委員会受審)、出荷時の全車単位水量試験の実施など。
VKCセメント:JRゲートタワービル、SFPCセメント:池下再開発、名駅南ビル - RCCPの出荷
VC試験、マーシャル試験、供試体作成(曲げ、転圧)
国道19号:若宮工区、尾頭橋工区、松原工区、大須工区、旗屋工区、新尾頭工区、西高蔵工区 - 構真柱杭の配合決定
凝固遅延時間を確保させるための遅延剤の使用量の決定、その後の硬化時間の確認
名古屋東京海上日動ビル、JPタワー、中日ビルなど - NEXCO中日本への出荷(伊勢湾岸道50N(早強)によるセグメント作製、名二環工事
東日本大地震の復興に伴い、人・資材・機材が集中投下される中、当現場では地元企業が対応できるように工区を108に分割し発注されました。
中でも一番心に残ったのは、ある建設会社からひび割れ対策について相談を受けたことだったそうです。中部太平洋生コン(株)名古屋工場では、対策案の提示や、理解を得るための勉強会などを開催し、結果良好な構造物ができあがりました。
設計者からは、感謝と喜びの言葉を頂きました。更に驚いたことに、その後の工事の特記仕様書に「コンクリートは中部太平洋生コン(株)を使用すること」と指示事項が追加されました。それだけ、こちらの誠意が伝わったという証明になりました。
製品の出荷・配車管理をプラント制御盤と連動しています。誤納防止に重点を置いた管理を行っています。(撮影時は配車が完了しておりましたので、画面はさっぱりしています(笑。)
社内では、体温測定や空気清浄機の設置などのコロナ対策や時期的な熱中症防止対策を行っております。
また、時代に沿った対応も即取り入れるという柔軟な会社。コロナのワクチン接種休暇の実施や、今年になって男性社員が会社初の「育休」を取得しました。社員だけでなく、そのご家族にも優しい会社なため、従業員も紹介者などが多く居心地は満点!
↑生産部試験課の皆さん。 ↓生産部生産課の皆さん。
中部太平洋生コン(株)名古屋工場の皆さん、取材ご協力ありがとうございました!