名古屋生コンクリート協同組合

決意を新たに明日への歩み

工場紹介:(株)八洲 瀬戸工場



(株)八洲 瀬戸工場 紹介

経営理念 社会への貢献と責任の遂行
経営方針 1 社内標準化を進め、社内規格を遵守し、安定した品質の製品を生産する。
2 事業活動を通じて地域社会に貢献する。
3 職場環境を整備し、従業員の安全・健康管理に努める。
4 新しい技術を積極的に吸収し、お客様に求められる製品をつくり出す。
5 合理化・コスト低減に努め、経営基盤の安定を図る。
住所 〒489-0071
瀬戸市暁町4番3

TEL : 0561-86-9777
ミキサ (株)北川鉄工所製 強制二軸型 3.3㎥/h
車両台数 10t×59台(八洲3工場すべて)
取り扱い 普通・舗装・軽量コンクリート( JIS認証 GB0406025 )
問い合わせメールアドレス seto@yashima-web.co.jp
ホームページ https://www.yashima-web.co.jp


(株)八洲 瀬戸工場は、瀬戸市暁町の丘陵地に位置し、周囲には丸藤鉱山・大学鉱山・山甚大学鉱山・加仙鉱山・八坂鉱山といった複数の鉱山や関連工場が立ち並ぶ、瀬戸ならではの工業エリアにあります。瀬戸市は古くから陶磁器産業の中心地として知られ、陶土や珪砂などの原料採掘が盛んに行われてきました。その歴史を受け継ぐこの地域は、現在も鉱業や窯業原料産業の拠点であり、工場群が連なる景観は「資源と産業が結びついた地帯」であることを象徴しています。さらに、工業地内に立地していることから夜間出荷にも対応可能であり、少数精鋭のスタッフがマルチプレイヤーとして柔軟かつ効率的に業務を担い、安定した供給体制を維持しています。
また、せと赤津ICから車で約10分という優れた立地条件を活かし、生コンクリートの供給において高い機動力を発揮しています。瀬戸市内をはじめ、尾張旭市・長久手市・多治見市といった住宅開発や工場建設が進む地域を確実にカバーできるほか、東海環状自動車道を利用することで、豊田市・春日井市・小牧市・名古屋市東部といった広域エリアにも対応可能です。地域に密着した迅速な供給力と、高速道路網を活かした広域配送を兼ね備えたこの立地は、生コン工場として非常に有利なポジションといえます。

 

 



「八洲」という社名は、日本が多くの島々から成る国であることに由来します。古事記では、本州・四国・九州・淡路・壱岐・対馬・隠岐・佐渡の八つの島を「八洲(やしま)」と総称し、日本全体を象徴する言葉として用いられてきました。その名には、広がりと力強さをもって事業を展開していくという思いが込められています。
昭和52年4月、愛知県春日井市玉野町にて生コンクリートの製造を開始しました。瀬戸工場は、2006年(平成18年)に新設された工場で、広い敷地と最新の生産設備を備えることで生産能力と安定供給力の強化に寄与しています。現在も年2回、工場入り口付近の草刈りを行うなど、地域環境への配慮を継続しています。

 

 

 





(株)八洲 瀬戸工場 沿革
1961年 株式会社八洲 設立
1977年 生コンクリート製造業 開始
2000年 春日井工場 取得
2006年 瀬戸工場 新設
2009年 名古屋工場 取得


今回社員紹介でお話を伺ったのは、入社4年目の太田さんと、入社7年目の石神さんです。お二人とも工場から5〜10分ほどの近隣に暮らしており、地域に根ざした働き方をされています。
太田さんは前職に約8年勤務したのち、ハローワークの紹介をきっかけに入社。現在は主に試験業務を担当しており、現場に出る際には態度や言葉遣いに細やかな気配りを心がけているそうです。自ら携わった建物が完成した瞬間に得られる達成感がやりがいとなっているそうで、今後は試験業務の技術力をさらに高めるとともに、製造や出荷など幅広い業務にも挑戦していきたいと意欲を語ってくださいました。
一方、石神さんは八洲のホームページに掲載されていた採用情報を見て入社を決意。建物に欠かせない生コンクリートを製造する安定性に魅力を感じたといいます。現在は、より良い品質のコンクリートを現場に届けることを大切にしながら、様々な現場の配合に携わっているそうです。特に、特殊コンクリートの配合を決定する自社練りの実験にやりがいを感じているとのことでした。今後は資格取得を目標に、技術者としてさらなる成長を目指しています。なお、当日は石神さんから直接お話を伺うことはできませんでしたが、これまでの取り組みや周囲の評価から、その前向きな姿勢が伝わってきました。

 


左は太田さん。右は生コン会社には数少ない女性従業員さん

 



052-211-2031